クレオパトラやルイ14世も愛してやまなかったとも言われる「ピーリング」の技術。正式に肌の治療方法として確立されたのは、1882年のことでした。
当時、医療技術が最先端であったドイツによって、様々な研究が重ねられ一般的にも治療ができるようになりました。1950年には、その当時パリに次ぐ美容大国であったアメリカで大流行。
多くのハイセンスな美女の心を離さないものになったのです。具体的にその治療法はフェノール酸やトリクロール酸を用いた非常に作用が強いものでした。日本でもこの技術を取り入れたいと様々な研究が進められたのですが、残念な事に、日本人の肌質にはあわないという悲しい結果に……
黄色肌の人種では、治療を施したあと顔から赤みが消える事がない!という恐ろしい事態を招いてしまったのです。
それから、何年もかかってようやく日本に浸透し始めたのが、1997年のこと。日本でピーリングが行われ始めた当初は、粗悪な処方組みのピーリング製剤を使用したり、施術者の知識不足や技術が未熟であることもあり、トラブルが続出して社会問題化しました。
「やっぱり日本人には向いていない」のだと多くの女性が悲しんだのです。しかし、様々な手法がためされ、近年日本人にもぴったりのものが沢山出てきました。
これからさらに技術があがっていく事を期待していきたいものです。
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